前回のコラムでは、SDGsが掲げている17のゴールから「12.つくる責任、つかう責任」について解説をしてきました。
SDGsのゴール解説コラムの13回目として、今回取り上げるのは「13.気候変動に具体的な対策を」です。
続けてSDGsへの理解を深めていきましょう!
13.気候変動に具体的な対策を
「気候変動」とは、地球温暖化が原因となって引き起こされる「気温や気象の変化」を表す言葉です。気候変動が起こることによって、台風や干ばつ、豪雨、熱波などさまざまな自然災害が発生します。
日本でも「台風や豪雨が増えてきたな…」と感じている方も多いのではないでしょうか。同じように各国においても熱波や干ばつが深刻な被害をもたらしているのです。
2022年、アメリカでは多くの州で高温注意報が発令され、ニューヨーク市からラスベガスにかけて気温が38℃超え。さらにテキサス州ダラスでは44℃を超えました。
そのほか、イギリス・フランス・ベルギー・ドイツ・カナダ・オーストラリアなど各国が異常な暑さに悩まされています。
SDGsはこの点に対し
- すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応力を強化する。(13.1)
- 気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。(13.2)
- 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。(13.3)
などの目標を掲げ、問題解決に取り組んでいます。
アップルツリーの取り組み
数あるSDGsのターゲットのなかでも、「13.気候変動に具体的な対策を」こそ特にアップルツリーが力を入れている事柄です。当社はGX、つまり「脱炭素化によって社会を変えていく取り組み」に主眼を置いており、以下をはじめとした提案を行っています。
- GXに取り組みたい企業への総合コンサル
- Co2排出量が実質ゼロになる環境配慮型電力プラン 「地球にやさしいでんき」の提案
- カーボンオフセット・リユース対応LED照明「REShine(リシャイン)」による省エネ提案
- 自家消費型太陽光発電システムの提案
- ペーパーレス化支援「PPLS(ププルス)」の提案
- 環境配慮商品のみを販売するECサイト運営(近日ローンチ予定)
私たち個人にできること
深刻な問題となっている地球温暖化ですが、私たちにできることは「小さなことからでも二酸化炭素排出量削減に取り組むこと」です。「私が何かをしても世界は変わらない」ではなく、日常的にできることを進めていきましょう。
【私たちが日常的にできること】
- 普段の生活よりも冷房を1℃高く、暖房を1℃低く設定する
→理想は冷房28度、暖房20度
- ガソリン車の使用を控えて自転車や公共交通機関を利用する
- 照明をLEDに変える
- エコバッグを使う
- アイドリングストップを意識して運転する
- 必要以上に浴槽でお湯を使わない
次回は「14.海の豊かさを守ろう」について紹介していきます。
アップルツリーは、環境を守るための取り組みに力を入れたいと考えている人をサポートしています。こういった事柄に取り組んでいる企業の担当者様は、アップルツリーにいつでもお問い合わせください。