株式会社アップルツリーは、政府が発表した2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」に向けたカーボンフリーLEDシリーズ「REShine(リシャイン)」を10月より販売いたします。
カーボンフリーLEDシリーズ「REShine」とは
「REShine(リシャイン)」はカーボンフリー製品であるだけでなく、その製品の大半をリユースできるCO2排出量を最小限にした唯一無二の環境対策製品です。
■ 「REShine」のREとは
- REDUCE(リデュース):購入したモノを長く使用する
- REUSE(リユース):購入したモノを再利用する
- RECYCLE(リサイクル):購入したモノを新たなモノにする
■「REShine」の強み
・製造工程において、カーボンオフセット(※1)によるCO2を排出しない工場での生産体制
「REShine」を販売するアップルツリーの東北工場では、電力を含めるすべてのエネルギーをカーボンオフセットにいたしました。
※1カーボンオフセット:日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方。
・製品の84%をリユースする事で廃棄物を大幅に削減する製品
国内に工場があることで、直管LED製品の回収、分解・清掃・部品交換、そしてリユース製品として再設置するという一連の流れを実現しました。
「REShine」販売開始における社会的背景と目的
カーボンフリーLEDシリーズである「REShine」が販売開始された背景には、「脱炭素化によって社会を変えていく活動」であるGX(グリーントランスフォーメーション)に、近年より一層大きな注目が集まっていることが挙げられます。この動きは政府によっても推し進められており、2020年12月には「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」が発表されました。この戦略は、産業政策およびエネルギー政策の双方合わせて全14の成長分野でカーボンニュートラルへの目標を具体的に設定していくものです。
政府がこのように動く中で、企業一つひとつの二酸化炭素排出量削減に対する責任も増しています。「REShine」を販売するアップルツリーでは、「地球環境を守る為、環境支援活動において『新しいあたりまえ』を創出し、全てのステークホルダーと共に、脱炭素社会の実現を目指す」を企業理念に掲げており、その取り組みの一つとして「REShine」が誕生しました。
「REShine」を初めとした環境に配慮する取り組みを行うことで、企業理念と政府が掲げる目標に着実に貢献してまいります。そして最終的には日本中の企業が環境問題に関心を寄せ、二酸化炭素排出量削減について真剣に考えていく姿をアップルツリーは目指します。
直管REShine化 検証データ
「REShine」を販売するアップルツリーでは、2022年6月8日~2022年6月28日にかけて、アップルツリーライティング事業部技術部が回収した使用済み直管と、その直管をリユースした後の直下照度と色温度の違いを調査し、電源内蔵直管LED蛍光灯はリユース前よりもリユース後の方が直下照度・色温度数値が高くなることが判明しました。
■調査目的
カーボンフリーLEDシリーズ「REShine(リシャイン)」では環境に配慮しながら直管を再生することができるという点を実証するため。
■調査対象
- 2016年8月 平和島設置 40w直管LED照明 6本(FLMシリーズ)
- 2018年2月 東北工場設置 40w直管LED照明 1本(FSLMシリーズ)
■調査方法
①回収した時点での直下照度と色温度を計測、②外観等の清掃(希釈した中性洗剤をしみこませた布で製品を拭いた後、からぶきを行います。)、③分解、④交換部品(電源)の入れ替え(半田作業等)、⑤組立、⑥リユース後の直下照度と色温度を計測
■調査結果
・FLMシリーズ、FSLMシリーズの各メンテナンス前後の直下照度と色温度の数値を比較したところ、FLMシリーズ、FSLMシリーズ(直管形LED蛍光灯)共にメンテナンス後の数値がメンテナンス前と比較して変化が少ないことが分かりました。
【FLMシリーズ】 1m直下照度(lx):657.3(メンテ前)→651.6(メンテ後) 変化率-0.81%
色温度(K) :5187.3(メンテ前)→5192.8 (メンテ後) 変化率+0.11%
【FSLMシリーズ】 1m直下照度(lx):455.5 (メンテ前) →475.1 (メンテ後) 変化率+4.30%
色温度(K) :5203 (メンテ前) →5232 (メンテ後) 変化率+0.56%
・回収時の直管には表面に汚れがありましたが、クリーニングすることで汚れが除去され、直下照度と色温度の変化率の減少を防ぐことができました。
・回収前後でLEDの照度減数はほぼ見られませんでした。
→外装の汚れを別にすればLED素子の耐久性はリユースに十分耐えうる性能を有していると判明しました。
アップルツリーは今後も、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、現在行っている取り組みをさらに強化していく方針です。
本件についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。
株式会社アップルツリー
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