前回のコラムでは、SDGsの概要について解説をしました。大まかに「SDGsは何を目指しているのか?」「誰が参加をしているのか?」という点がわかっていただけたと思います!
今回からは、SDGsの中心となる「どうすれば良い世界になるのか」を明確に示す『17のゴール』について詳しく解説していきます。今回取り上げるのは”貧困をなくそう”です。
少しずつSDGsへの理解を深めていきましょう!
1.貧困をなくそう
貧困とは何でしょうか?「お金がないこと」「衣食住に困っていること」など、様々な答えがあると思います。
貧困、特に極度の貧困について、世界銀行は「1日1.9ドル未満で生活する人」と定義づけをしています。1.9ドルは日本円に直すと約209 円(2021年9月時点)です。1日200円で暮らす生活が想像できるでしょうか?もちろん食費だけではなく、電気代や水道代、日用品にかかるお金も含めた上での金額です。
今、世界にはこの極度の貧困で生活する人が7億3,600万人いると言われています。
SDGsはこの現状に対し「2030年までに,現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」「2030 年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する」などの目標を掲げ、問題解決に取り組んでいます。
フォーバルグループの取り組み
フォーバルグループでは「2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」にフォーカスして取り組みを進めています。
海外進出アドバイザーズとして、カンボジア・ベトナム・インドネシア・ミャンマーにて日本企業進出をサポートしていますが、並行してスタッフの現地採用も積極的に行っています。現地スタッフを少しずつ増やしていき、労務に見合った対価をスタッフに提供することで貧困撲滅への歩みを進めているのです。
小さなことからでも、一人ひとりが、そして一つひとつの企業がSDGsに取り組んでいくことが大切です。次回は「2.飢餓をゼロに」について紹介していきましょう。
CO2を排出しない太陽光発電システムや、環境に優しいLEDなどを家に導入することでSDGsに取り組んでみたいという方は、アップルツリーにいつでもお問い合わせください。
参考:
https://www.worldbank.org/ja/country/japan/brief/global-poverty-line-faq
https://www.worldvision.jp/children/poverty_17.html
関連記事
関連記事は未設定です