アップルツリーは「地球環境を守る為、環境支援活動において『新しいあたりまえ』を創出し、全てのステークホルダーと共に、脱炭素社会の実現を目指す」を企業理念に掲げており、「環境に今まで以上に目を向けて経営を行いたい」と考えている経営者様へのサポートを行っています。
当社はこの理念を実現すべく、お客様の環境経営の対応状況が分かる「CN note」をリリースいたしました。
CN noteとは
CN noteとは中小・小規模企業のGX・脱炭素経営の可視化・情報発信をサポートするサービスです。環境スコアリング診断やCO2実質削減量の可視化など、他社との差別化を図るためのプラスアルファの情報開示を実現しています。
活用によって、CO2削減の取り組みを「実質削減量」として可視化を行い、社会に求められる脱炭素経営やカーボンニュートラル(CO2排出実質ゼロ)を目指せる体制が整います。主な機能は、以下のとおりです。
①環境スコアリング診断
CN noteでは、ISO14001に準拠した環境マネジメントシステム(EMS)の構築に必要な12問の簡単な設問を通じて、企業の現在の体制を確認できます。これにより、環境への取り組みを始める際の課題を発見できます。
②CO₂排出量の可視化
中小企業に求められるCO2排出量の開示を、自社のScope1とScope2に特化して算定します。最小限の手間で、GHGプロトコルに基づいたCO2排出量を自動算定し、取引先からの要求に対応できます。
③CO₂実質削減量の可視化
GHGプロトコルの計算式では表せない環境貢献を「実質削減量」として可視化し、プラスアルファのアピール材料とします。これにより、埋もれてしまうCO2削減貢献量を明確に示すことができます。
④コンソーシアム情報
地域、業種、従業員数など、多角的な情報との比較を通じて、自社の立ち位置と大きな脱炭素への動きを把握できます。これにより、社会的意義と効果を理解し、環境への取り組みを強化するための指針とします。
⑤レポート自動作成
社内外に対して情報開示ができるレポートを自動作成します。CO2排出量だけでなく、実質削減量や環境スコアリングによる企業体制も開示でき、他社との差別化を図るための有効な情報開示が可能です。
サービスリリースの背景・目的
現在、企業にはリモート対応やペーパーレス化などのDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められています。同時に、環境への配慮も重要な課題となっています。しかし、多くの中小・小規模企業はこれらの分野に精通した従業員が不足しており、対応が難しい状況です。
CN noteを通じて、中小・小規模企業がDXおよびGXに対応し、環境意識を高め、具体的な取り組みを企業の強みとする支援を行うことを目指しています。
中小企業における脱炭素経営の重要性
ESG投資市場の拡大に伴い、大手企業はサプライチェーン全体のCO2排出量の算定と情報開示が義務化に近い状態となっています。そのため、中小企業も取引先からCO2排出量の情報開示を求められる機会が増加しています。
中小企業では、まず自社のCO2排出量(Scope1、Scope2)の算定と開示が重要です。既存取引の継続や新規取引の獲得、金融機関からの評価や採用活動などについても、大きな影響が出てくる取り組みです。
CN noteで自社の取り組みの可視化を図りましょう
現代社会では、企業活動におけるDXと環境意識の高まりが重要なテーマとなっています。また、DXへの対応に加え、環境への配慮を取り入れることも求められています。
しかし、中小・小規模企業では専門分野に詳しい人材が不足しがちであるため、その実現が難しい現状です。CN noteは、中小・小規模企業の脱炭素経営を支援し、環境意識を高めるための強力なツールとなります。持続可能な経営を実現し、企業価値を向上させるためにも、ぜひご活用ください。