前回のコラムでは、SDGsが掲げている17のゴールから「4.質の高い教育をみんなに」について解説をしてきました。
SDGsのゴール解説コラムの5回目として、今回取り上げるのは「5.ジェンダー平等を実現しよう」です。
続けてSDGsへの理解を深めていきましょう!
5.ジェンダー平等を実現しよう
まずは「ジェンダー」という言葉の意味を改めて紐解いていきましょう。ジェンダーとは、男性と女性の違いによる社会的・文化的な性差を指しています。簡単に言えば「女性は料理をするべき」「男性は一家の柱として働くべき」といった旧来の考え方のことです。
日本においてもジェンダーをなくすための課題は数多くありますが、世界ではより深刻な問題を抱えている国々もあります。女性というだけで「望んだ仕事に就けない」「学校に通えず必要な知識を得られない」「婚姻の自由がない」といった状況下に置かれている人が多いのです。
SDGsはこの現状に対し
- あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。(5.1)
- 公共のサービス、インフラ、および社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。(5.4)
- 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参加および平等なリーダーシップの機会を確保する。(5.5)
フォーバルグループの取り組み
フォーバルグループでは、男性の育児休暇制度を積極的に推進しています。父親も母親も平等に育児に参加することがジェンダーをなくしていくための一つの方法であると信じているからです。
また、グループ企業のフォーバルテクノロジーでは、電気・通信工事業界において「男性的な仕事」と考えられがちな”技術者”の女性採用とキャリアサポートを進めています。
元々、女性社員は少ない状況下でしたが、2017年に1名、2018年に2名、2019年に2名をそれぞれ採用し、業界において女性が活躍する場を切り開きました。採用だけではなく、継続的にキャリアを形成していくための環境を整えていくべく、なおも取り組みを推進しています。
これらの取り組みにより、フォーバルは大阪市において「女性活躍リーディングカンパニー」認証を取得した実績も持っています。
「女性が活躍するための環境を整えていきたい」とお考えの企業様に対しても、お話や希望をお伺いした上でコンサルティングを行っています。この点についてもぜひご相談ください。
次回は「6.安全な水とトイレを世界中に」について紹介していきます。
CO2を排出しない太陽光発電システムや、環境に優しいLEDなどを家に導入することでSDGsに取り組んでみたいという方は、アップルツリーにいつでもお問い合わせください。
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