
「Wi-Fiは知ってるけど、『Li-Fi』という言葉は初めて聞いた」
この記事を読まれている方の多くは、そういった思いをお持ちかもしれません。
Li-Fiとは”Light Fidelity”の略称で、LEDの光で通信を可能とする次世代テクノロジーのこと。2011年にこのテクノロジーが初めて提唱されて以来、海外の大手照明メーカーやベンチャー企業による参入が加速しています。
この記事では、皆さんがLi-Fiに触れる一つのきっかけとして、概要とメリットを簡単にご紹介していきます。
Li-Fiとは
Li-Fiについてドイツの物理学者であるハラルド・ハース氏は、以下のように説明をしています。
あらゆる照明器具にとりつけられる小さなマイクロチップだけで、照明と無線LANデータ通信という2つの基本機能が照明器具にもたらされます。将来的には世界中の140億個の電球を140億個のLi-Fi装置として使うことで、よりクリーンで環境にもやさしい未来に貢献できるかもしれません。
TEDGlobal 2011
https://www.ted.com/talks/harald_haas_wireless_data_from_every_light_bulb?language=en
現在、通信手段としてWi-Fiが広く普及していますが、Li-FiはWi-Fiを上回るポテンシャルを秘めている次世代の無線通信手段なのです。次項ではLi-Fiが持つポテンシャルについて挙げていきましょう。
Li-Fiが持つポテンシャルとメリット
Li-FiはWi-Fiと何が違うのか?押さえておきたいLi-Fiの重要ポイントは下記の4点です。
- Wi-Fiの100倍の通信速度を持つ
- 光源の及ぶ範囲での通信なのでセキュリティー性に優れる
- 電波を使わないので、病院や航空機など無線通信が制限されていた場所でも使用可能
- 通信量規制の対象外
これだけをみても、次世代の通信手段としてLi-Fiは大きなポテンシャルを持っていることがわかります。ここでは伝えきれないことも多いので、これらLi-Fiが持っている特徴やメリットについては、続けて「アップルツリーのLi-Fiコラム」として随時詳しく解説していきたいと考えています!
Li-Fiのお問い合わせはアップルツリーまで
Li-Fiは非常に先進的な技術で、日本での認知とマーケット拡大はまだまだこれからという段階にあります。
LEDメーカーでもあるアップルツリーはいち早くこの技術に取り組み、すでにLi-Fi実機導入提案を開始しています。
「Li-Fiについてもっと詳しく話を聞いてみたい」「Li-Fiの導入を検討してみたい」とお考えの方は、ぜひアップルツリーにお問い合わせください。
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