前回のコラムでは、SDGsが掲げている17のゴールから「1.貧困をなくそう」について解説をしてきました。
【SDGsのゴール】”①貧困をなくそう”のターゲットとは?(内部リンク)
SDGsのゴール解説コラムの2回目として、今回取り上げるのは「2.飢餓をゼロに」です。続けてSDGsへの理解を深めていきましょう!
2.飢餓をゼロに
貧困と同じく大きく世界的に問題となっているのが、飢餓(きが)です。飢餓とは、食べ物を充分に食べることができず、栄養不足によって健康が著しく損なわれている状態を指しています。
この飢餓状態に陥っている人の数は、世界で約7億~8億人もいるのです。
SDGsは飢餓問題に対しても、下記の内容を始めとする8つのターゲットを定めて解決を目指しています。
- 2030 年までに、飢餓を撲滅し、すべての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする(2.1)
- 2030 年までに、小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる(2.3)
飢餓をゼロにするため、単に「食べ物を届ける」というだけでなく生産面にまでターゲットを絞っていることが大きな特徴です。
国内での取り組み
このゴール及びターゲットを達成するために、日本国内でも様々な企業がそれぞれに取り組みを行っています。
たとえば株式会社コークッキングは、フードシェアリングアプリ「TABETE」をリリース。日本では日々”安全に食べられるおいしい料理”が様々な事情で廃棄されてしまっていますが、アプリを使うことでその料理を食べられるうちにテイクアウトすることができます。食品ロスに大きな貢献をしている取り組みといっていいでしょう。
また、バリュードライバーズ株式会社は、形が不揃いな野菜や訳ありな加工食品などをお得に購入できるサービス「tabeloop(たべるーぷ)」の運営を行っています。これにより、本来行き場所がなかった食品がロスされることなく、有効に活用されるのです。
「どのような形で飢餓問題に取り組んでいけるのかをまずは相談したい」という方はフォーバルグループにご相談ください。
次回は「3.すべての人に健康と福祉を」について紹介していきます。
CO2を排出しない太陽光発電システムや、環境に優しいLEDなどを家に導入することでSDGsに取り組んでみたいという方は、アップルツリーにいつでもお問い合わせください。
参考:
https://tabete.me/
https://tabeloop.me/
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