近年、環境に優しい車としてEVに注目が集まっています。そのなかで「もっとEVについて詳しく知りたい」「家で取り組める環境活動を考えていきたい」と考えている方はいないでしょうか。
現在、「脱ガソリン車」の流れが加速していることはご存知の方が多いかもしれません。
令和3年6月18 日に政府が発表した「2050 年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では『2035 年までに、乗用車新車販売で電動車100%を実現できるよう、包括的な措置を講じる』と発表されています。
今後「車を買うならEV!」といった流れが加速するのは自然なことと言えるでしょう。そこで、この記事では、EVについて簡単に解説していきます。どのように環境に優しいのかなどを紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
EVとは?
EVとはElectric Vehicleの略で、日本語で「電気自動車」を表しています。EVは、専用の充電スタンドでバッテリーに充電を行うことで走行可能です。代表的な車種としては、日産の「リーフ」や三菱の「i-MiEV」、テスラのEVなどが挙げられます。
EVは環境に優しい自動車
EVはガソリンを使用しないため、走行中に二酸化炭素を排出することがありません。二酸化炭素排出量削減に向けて世界が動いている今、人々の日常と密接に関わっている「自動車」においてEVを選択することは大きな価値があると言えるでしょう。EVの普及は、二酸化炭素を減らすために必須の取り組みです。
国が2050年カーボンニュートラルに向けて舵を切っていることもあり、環境に優しいEVへの補助金も手厚くなっています。令和3年度補正予算では、「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」が、補助上限額がこれまでの40万円から85万円に。令和4年度予算では「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」として65万円が補助上限として予定されています。
一方、二酸化炭素を排出しないEVではありますが「エネルギー源である”電気”の発電に二酸化炭素を排出する」「製造時の二酸化炭素排出量が多い」といった点も指摘されています。
V2Hを導入することで環境にもっと優しく
上述の問題を解決する可能性の一つとして「V2H」の導入が挙げられます。
「V2H」とは「Vehicle to Home」の略であり、EVのバッテリーに貯められた電気を家庭で有効活用するためのシステムです。このシステムを家の電気系統と繋げることで家の照明やテレビに使うための電源が確保できるのです。停電などの緊急時にも非常用電源として重宝するでしょう。
さらに、エコな電気を家庭内で使う「太陽光発電システム」とも相性は抜群です。太陽光パネルで発電した電気をEVに使えば、運用において二酸化炭素を排出することはほぼなくなり、環境面への貢献が加速します。
環境問題に関わる相談はアップルツリーまで
EVやV2Hの導入が、二酸化炭素排出量を抑える取り組みの一つとして採用が進んでいます。
「自分たちでも始められる簡単な取り組みから、環境への活動を進めていきたい」とお考えの方は、ぜひアップルツリーにお問い合わせください。環境コンサルやV2Hの提案など様々な取り組みを行っています。
皆様のお考えや目指したい方向性などをお伺いしながら、それぞれの状況に合わせて環境分野についてのコンサルティングをいたします。
出典:
経済産業省『2050 年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略』
経済産業省『令和3年度補正予算「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」・令和4年度予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」』